波田陽区[さすらいのギター侍]
青木さやか、アンジャッシュあたりは相変わらずであるのだが、今年はレイザーラモンHG、まちゃまちゃ、アンガールズ、オリエンタルラジオ、、次長課長の露出が多かった。
個人的に好きなのは、次長課長の芸達者ぶりだ。マニアックな物まねも好きなのでだが、中川家とのの即席コントのレベルは高く、名人芸ともいえる領域に達している。
反対に、めっきり見なくなったのが波田陽区だ。他にもヒロシあたりも露出が減ってはいるが、全盛期の勢いを考えるとギター侍はしぼむ勢いも速かった。
アンジャッシュなんかはブーム的な勢いは無いが、テレビ的には安定した露出を維持しており、芸人としての成熟ぶりが伺える。
カンニング竹山は、何だかんだと一年間持ちこたえた。いや、むしろ勢いが増している。相方には申し訳ないが、彼が病気療養のため、竹山がピン芸人状態になったことが原因なのだろう。不幸中の幸いというか、何が幸いするかわからない世の中である。
登場時は「賛否両論」、しばらくして「問い合わせ殺到」、そして「各方面で話題沸騰」という 謳い文句も全く同じである。 これは90年代音楽業界での「ビーイング系(B'z、ZARD、WANS、T-BOLANその他)」、「小室ファミリー」、 そして「ハロプロ」というタレント再生工場ともいうべき手法に近い。 もはや二匹目のドジョウという域を超えた、大量生産モードに入っている。
1980年の漫才ブームとも比較してみたいが、それはまたの機会に譲るとして、「摩邪 vs 波田陽区」 の話題へと戻ろう。 一日の長というわけでもないだろうが、さすがにバラエティでも鍛えられているギター侍はネタの 流れがうまかった。 全てがアドリブのやり取りだとは思ってはいないが、アドリブっぽく見せたという点でもギター侍は うまくなったと思う。
最近は本も出版した摩邪ネタが多くでご無沙汰だったが、波田 陽区コーナーも一年以上続けており、決して忘れた訳ではない。。
今週は、波田の前にオンエアされた魔邪ネタを盛り込みながら、魔邪をオチに使うなどちょっと即効性も見られて面白かった。
「俺はマイケル・ジャクソン」などと、絶対に「言わない」ネタに、予想通り「マイケル」オチと安定感もある。そういえば、マイケルを初めて見たのはこのエンタだったけど最近は見ないなぁ